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渋谷のエステサロン485店の口コミ件数とサイトURL登録率

この記事は掲載料・取材料をいただかずに制作しています。

調査は当媒体が自ら実施したものです。

渋谷のエステサロン485店の口コミ件数とサイトURL登録率

同じ渋谷駅から半径500m以内の範囲を、同じ日に4分違いで取得し、同じ方法で2つの業種を数えました。エステサロン485店のうち、Googleの店舗情報にサイトURLが登録されていたのは374店(77.1%)で、そのうち自社のドメインは54.3%です。美容室270店では80.7%と48.6%でした。どちらの差も、偶然の範囲と区別がつきません。違いが出たのは口コミの量で、中央値は7.0件と23.5件、口コミが0件の店は22.9%と14.1%です。ただし2つの分布は大きく重なっており、1店ずつ選んで美容室のほうが多いのは約6割でした。2026年7月31日にGoogle Places APIで取得した一次データです。

要点

どうやって調べましたか

Google Places API で、渋谷駅の座標を中心とする半径500m以内の店舗を、業種 beauty_salon, nail_salon, spa, massage_spa, beautician, foot_care に限定して取得しました。範囲は区画に分けて取得しており、探索した区画は187です。上限で打ち切られた区画はなく、上限に達した区画も0で、網羅が完了した状態で取得を終えています。医療系54件、ジムとスポーツ系20件、銭湯とサウナ系10件、宿泊複合1件を対象から外し、候補570件から85件を除いた485店を集計しました。店名の語で除外の候補になった6店は、Googleの業種分類にもとづいて対象に戻しています。外す条件に使った業種分類と店名の語は、本文にすべて挙げています。登録されていたURLは、ドメインの保有者を基準に7区分へ分類しました。判定に使ったドメインは本文に掲載し、ルールの全文は別ファイルで公開しています。

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調査の種類使用したサービス取得の条件実施日実施回数
店舗の悉皆調査Google Places API(Nearby Search)渋谷駅の座標を中心に半径500m/includedTypes = beauty_salon, nail_salon, spa, massage_spa, beautician, foot_care1回

※ 上の実施日(2026年7月31日)時点の記録です。結果の編集や取捨選択は行っていません。条件に合う店舗をすべて取得する調査のため、実施は1回です。回数を増やしても対象は変わりません。

結果

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調査対象店舗数485店
サイトURLの登録(374店/485店)77.1%
登録があった374店のうち自社ドメイン(203店)54.3%
登録があった374店のうち集客ポータル(119店)31.8%
口コミ件数の中央値7.0件
口コミが0件の店(111店/485店)22.9%
比較した美容室のサイトURLの登録(218店/270店)80.7%

業種を変えると、Googleに登録されたURLの中身は変わるのか

変わりませんでした。渋谷駅から半径500m以内という同じ範囲を、同じ日に4分違いで取得し、同じ判定ルールで分類した結果です。変わったのは、口コミの量のほうです。

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指標エステ485店美容室270店差の検定
口コミ件数の中央値7.0件23.5件p<0.001
口コミが0件の店22.9%14.1%p=0.0035
サイトURLの登録率77.1%80.7%p=0.246
登録あり中の自社ドメイン54.3%48.6%p=0.184
登録あり中の集客ポータル31.8%39.9%p=0.046

口コミの2行は、同じものを2通りに測ったものです。口コミが0件の店の割合は、口コミ件数の分布の左端にあたります。別々の発見として数えていません。

割合の差の検定の統計量は、登録率がz=1.161、自社ドメインの割合がz=−1.328、集客ポータルの割合がz=1.993、口コミが0件の店の割合がz=−2.916です。

(p値は、実際には差がないのに、これだけの差かそれ以上の差が偶然でついてしまう確率です。値が小さいほど偶然ではなさそう、1に近いほど偶然でも起きる範囲を意味します。)

幅で見ると、重なり方がはっきりします

95%信頼区間は、どちらも大きく重なります。サイトURLの登録率は、エステが73.2%から80.6%、美容室が75.6%から85.0%です。登録があった店に占める自社ドメインの割合は、エステが49.2%から59.3%、美容室が42.1%から55.2%でした。

差が出たのは、口コミの量です

口コミ件数の分布そのものが、エステのほうが低い側に寄っています。中央値は7.0件と23.5件で、順位を使う検定(Mann-Whitney の U 検定、両側)ではp<0.001でした。口コミが0件の店の割合22.9%と14.1%は、この分布の左端を切り取ったものです。同じ変数を2通りに測っているだけなので、別々の発見として数えません。

ただし、2つの分布は大きく重なっています。共通言語効果量(CLES)は59.84%でした。エステと美容室から1店ずつ選んだとき、美容室のほうが多いのが57.61%、同数が4.48%、エステのほうが多いのが37.92%です。順位相関(rank-biserial)は−0.197で、隔たりの大きさは中程度以下です。

中央値の比は3.36倍ですが、これは1点どうしの比であって、2群の隔たりの大きさを表していません。1店ずつ選んで美容室のほうが多いのは、約6割です。

なぜ口コミの量が違うのかは分かりません。1時点の同時観測であり、開業からの年数も客層も見ていません。観測された事実としてだけ記します。

集客ポータルの割合の差は、断定に使いません。p=0.046は0.05のすぐ際にあり、母数や除外の条件が少し動けば裏返る位置です。エステのほうが低く見えますが、この記事はそれを結論として扱いません。

比較の相手は、この媒体が最初に数えた美容室です。美容室2,340店の口コミ件数と自社サイト率を実測した記録で7エリア2,340店を集計しており、そのうち渋谷駅の270店を取り出しています。

この記事の数字は、何を指しているのか

本記事が数えたのは2つだけです。Googleの店舗情報に載っている口コミ件数と、ウェブサイトのURLで、売上でも来店数でもありません。読み違いを防ぐため、使う言葉を先に定義します。

口コミ件数の分布に使う3つの値

  • 中央値とは、店を口コミ件数の順に並べたとき、ちょうど真ん中に来る店の件数です。平均値と違い、口コミが極端に多い一部の店に引っ張られません。
  • 上位25%ラインとは、そのエリアで口コミが多いほうから4分の1に入るために必要な件数です。下位25%ラインは、少ないほうから4分の1にあたる店の件数です。
  • この3つは線形補間法で計算しています。位置を按分して求めるため小数が出ますが、丸めずにそのまま載せます。丸めると上げ下げの方向が箇所ごとにぶれ、あとから検算できなくなるためです。

サイトの数え方は、2つに分けます

  • サイトURLの登録とは、Googleの店舗情報にウェブサイトのURLが1本入っている状態です。行き先は問いません。
  • 自社ドメインとは、そのURLがその店自身のドメインである状態です。集客ポータルの店舗ページのように、他社のドメイン上に置かれたページは含めません。

この2つは別物です。どちらを数えたのかが読み手に分かる語だけを使うため、本記事は登録されていた374件のURLをドメインの保有者を基準に7区分へ分けて、両方の数字を並べて出します。

この485店は、数え切れていると言えるのか

言えます。区画に分けて取得し、探索した区画は187、上限に達した区画は0でした。打ち切りは起きておらず、網羅が完了した状態で取得を終えています。

美容室との違いは、業種の指定だけです。取得したのは同じ2026年7月31日で、時刻の差は4分でした。エステが23時53分、美容室が23時57分です。中心の座標も半径500mも、URLの判定ルールも同じものを使っています。比較のためにあとから条件を揃えたのではなく、同じ日に続けて取得したデータです。

対象はGoogleの業種分類で beauty_salon nail_salon spa massage_spa beautician foot_care に当たる店です。

なぜ570件が485店になったのか

候補570件のうち85件(14.9%)を対象から外したためです。除外率は美容室の13倍以上あります。ここは母数そのものを左右するので、内訳をすべて開示します。

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項目エステ美容室
候補570件273件
除外85件(14.9%)3件(1.1%)
救済6店3店
採用485店270店

除外の内訳は次のとおりです。

  • 医療系(医療クリニック、医師、スキンケアクリニック) … 54件
  • ジム・スポーツ系 … 20件
  • 銭湯・サウナ系 … 10件
  • 宿泊複合 … 1件

救済とは、店名の語で除外の候補になったものの、Googleの業種分類にもとづいて対象に戻した店です。6店あり、内訳はクリニックが3店、ホテルが1店、ジムが1店、鍼灸が1店でした。名前に別業種の語が入っているだけのサロンを落とさないための処理です。

この6店は、除外した85件の外側にあります。85件は救済したあとに残った除外の件数で、採用した485店の中にこの6店が含まれます。

この処理は、実際に効いていました。救済した6店の口コミ件数は、0件、0件、5件、15件、168件、170件です。救済しなければ、口コミが168件の店と170件の店を落としていました。この6店の最終的な区分は、①自社ドメインが4店、④SNS・リンク集約が1店、⑦URL登録なしが1店です。

beauty_salon という業種は、医療クリニック、ジム、サウナと重なります。485店は、570件から85件を落とした結果です。除外の条件が変われば、母数も変わります。なぜ美容室の13倍以上まで開くのかは、分かりません。業種分類が重なることが理由の一部だとしても、それで全部を説明できるかは確かめていません。

何を条件に外したのか

条件は2つです。Googleの業種分類と、店名に含まれる語です。この2つを書かなければ、同じ数を数え直せません。

業種分類で外したもの(22件) … doctor hospital medical_clinic skin_care_clinic dental_clinic dentist pharmacy drugstore physiotherapist veterinary_care gym sauna public_bath lodging hostel hotel night_club bar lounge_bar sporting_goods_store cafeteria sports_activity_location

日本語にすると、医師、病院、医療クリニック、スキンケアクリニック、歯科医院、歯科医師、薬局、ドラッグストア、理学療法、動物病院、ジム、サウナ、銭湯、宿泊施設、ホステル、ホテル、ナイトクラブ、バー、ラウンジバー、スポーツ用品店、カフェテリア、スポーツ施設です。日本語は編集部による訳で、判定に使ったのは識別子です。

店名の語で外したもの(24語) … クリニック、皮膚科、美容外科、形成外科、美容皮膚科、歯科、内科、外科、眼科、病院、医院、診療所、薬局、ドラッグ、サウナ、銭湯、スーパー銭湯、ジム、フィットネス、ホテル、カラオケ、整骨院、接骨院、鍼灸。

この店名の語のリストは、美容室に使ったものとは中身が違います。美容室では脱毛、増毛、ウィッグ、まつげエクステ、エステティックなどを外していますが、エステではこれらを外していません。業種の指定だけが違うのではなく、外す条件そのものが業種ごとに違います。

サイトURLの中身を分けると、何が残るのか

485店のうちURLの登録は374店(77.1%)ですが、自社のドメインは203店(41.9%)にとどまります。差の大半は、集客ポータルの店舗ページです。

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区分店舗数全485店に占める割合
① 自社ドメイン203店41.9%
② 集客ポータル119店24.5%
③ 他社プラットフォーム上のページ13店2.7%
④ SNS・リンク集約22店4.5%
⑤ 予約SaaS10店2.1%
⑥ 判定保留7店1.4%
⑦ URL登録なし111店22.9%

(⑦の111店は、URLが登録されていない店の数です。このあと出てくる「口コミが0件の111店」とは別の集まりで、数字が同じなのは偶然です。)

登録があった374店の中身は、次のようになります。①自社ドメインが203店で54.3%、②集客ポータルが119店で31.8%です。全485店を分母にした41.9%と24.5%とは、分母が違います。引き算しても意味はありません。

最も多い単独のドメインは、ホットペッパービューティーです。beauty.hotpepper.jp と b.hpr.jp を合わせて115店あり、全485店の23.7%、URLの登録があった374店の30.7%にあたります。

これは店にとってのウェブサイトではなく、掲載媒体の中の1ページです。ここを分けずに登録率77.1%とだけ書けば、この115店も自社サイトを持つ店に数えられます。

URLが無い店と、口コミが0件の店は、同じ店なのか

半分は入れ替わっています。どちらも111店ですが、両方に当てはまるのは54店でした。

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区分店舗数
URLの登録が無い店111店
口コミが0件の店111店
両方に当てはまる店54店
URLの登録は無いが口コミは1件以上ある店57店
口コミは0件だがURLの登録がある店57店
どちらかに当てはまる店168店

URLの登録が無い111店のうち、口コミが0件なのは54店(48.6%)です。逆に、口コミが0件の111店のうち57店(51.4%)はURLを登録しています。したがって、「URLが無い店」と「口コミが無い店」は、同じ集まりではありません。

なお、111店はほかにもあります。1つは評価が付いていない111店で、これはこのデータでは口コミが0件の111店と完全に同じ店でした。もう1つは、見出し「チェーン本部のサイトは、どれくらい混ざっているのか」に出てくる「①自社ドメインのうちURLがトップページのみの111店」で、こちらは別の集まりです。同じ111店でも、指しているものは4通りあります。

この分類は、どういう手順で判定したのか

判定はドメイン名だけで機械的に行い、ページを人の目で見て決めた箇所はありません。当てはめる順序で結果が変わるため、順序と使ったドメインを公開します。

判定の順序

上から順に当てはめ、最初に当たった区分で確定します。

  1. ⑦ URL登録なし … 登録欄が空
  2. ⑥ 判定保留 … ドメインだけでは行き先を判別できないもの
  3. ② 集客ポータル
  4. ③ 他社プラットフォーム上のページ
  5. ④ SNS・リンク集約
  6. ⑤ 予約SaaS
  7. ① 自社ドメイン … どれにも当たらなかったもの

照合の方法

ホスト名を小文字にし、先頭の www. を取り除いてから照合しました。完全に一致するか、ドットで区切った末尾が一致する場合に一致とみなします。サブドメインも含まれます。

判定に使ったルールは、判定ルールの全文(url-classification.json)で公開しています。下の表に載せたのは、今回1件以上該当したドメインだけです。該当が0店だったドメインもルールには含まれています。

② 集客ポータル(119店)

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判定に使ったドメイン店舗数
beauty.hotpepper.jp114店
nailbook.jp2店
b.hpr.jp1店
spn.ozmall.co.jp1店
minimodel.jp1店

③ 他社プラットフォーム上のページ(13店・9ドメイン)

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判定に使ったドメイン店舗数
wixsite.com4店
shopinfo.jp2店
relxle.com / hairbook.jp / kanzashi.com / ameblo.jp / blogspot.com / canva.site / minoriba.jp各1店(計7店)

④ SNS・リンク集約(22店・4ドメイン)

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判定に使ったドメイン店舗数
instagram.com15店
lin.ee5店
linktr.ee / line.me各1店(計2店)

⑤ 予約SaaS(10店・4ドメイン)

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判定に使ったドメイン店舗数
b-merit.jp6店
peakmanager.com2店
reserva.be / su7.jp各1店(計2店)

⑥ 判定保留(7店・6ドメイン・7ホスト)

この区分だけは、ドメインの一覧を載せていません。7店のうち5店のホスト名には屋号が入っており、そのまま載せると店が特定できてしまうためです。判定できなかった店として名指しすることになるので、理由ごとの件数だけを出します。理由の文言は、判定ルールに書いてある記述そのものです。

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保留した理由店舗数ドメイン数ホスト数
短縮URL。リンク先が確認できない2店22
共有第2レベルドメイン。店が自分で登録した可能性もあり判別できない2店22
ブランド名とも共有サービス名とも読め、ページを開かずに判定できない2店12
共有ドメインと思われるが、店が自分で登録した可能性も否定できない1店11
合計7店67

7店・6ドメイン・7ホストというズレの正体は、この表の3行目です。ブランド名とも共有サービス名とも読める2店だけが、1つのドメインとその下のサブドメインという2ホストに分かれています。列を足したのは、読者が足し算で確かめられるようにするためです。

短縮URLの2店は bit.ly と x.gd が1店ずつです。この2つは誰でも使える汎用のサービスなので、店は特定できません。短縮URLを①自社ドメインに数えないという扱いは、過去に取り違えが起きたことを踏まえたものです。

なお、この区分のルールに登録されているドメインは15件で、今回該当したのは6件、残りの9件は該当が0でした。

① 自社ドメイン(203店)

②から⑥のどれにも当たらなかったものです。182ホスト・182ドメインにわたります。

口コミの件数は、どう散らばっているのか

中央値は7.0件で、比較した美容室の23.5件を下回りました。下位25%ラインは1.0件、上位25%ラインは41.0件です。

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指標エステ485店美容室270店
下位25%ライン1.0件3.0件
中央値7.0件23.5件
上位25%ライン41.0件64.75件
最大3,577件1,041件

最小は0件です。平均は55.5546件で、中央値の7.0件から大きく離れています。分布の裾が長いため、本記事は中央値を主に使います。

評価(星の数)の中央値は4.7でした。評価が付いていたのは374店です。URLの登録があった374店と数は同じですが、同じ店の集まりではありません。突き合わせると、次のようになります。

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区分URL登録あり374店URL登録なし111店計
評価あり317店57店374店
評価なし57店54店111店
計374店111店485店

どちらも374店ですが、57店ずつが入れ替わっています。数字が同じなのは偶然です。

口コミが少ない店は、実際に何店あるのか

0件が111店(22.9%)、9件以下が266店(54.8%)です。1件以下は149店(30.7%)でした。四分位からの推計ではなく、1店ずつ数えた実数です。

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口コミ件数エステ485店美容室270店
0件111店(22.9%)38店(14.1%)
1件以下149店(30.7%)51店(18.9%)
9件以下266店(54.8%)102店(37.8%)

0件の割合の差だけが、偶然では説明しにくい水準でした(p=0.0035)。理由は分かりません。ここから原因を読み取ることは、このデータではできません。

なお、口コミの少なさは経営の良し悪しを表しません。今回分かるのは、Googleマップ上で見えている情報の量だけです。

口コミが多い店は、自社サイトを持っているのか

このデータでは言えません。口コミ上位10店ではURLの登録率が100.0%、そのうち自社ドメインが70.0%で、全店の54.3%より15.7ポイント高く見えます。しかし、この差は偶然の範囲と区別がつきません(p=0.324)。

上位10店の内訳は、①自社ドメインが7店、②集客ポータルが1店、④SNS・リンク集約が1店、⑤予約SaaSが1店で、⑦URL登録なしは0店でした。口コミは436件から3,577件です。

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上位NURL登録率登録あり中の①登録あり中の②
上位10100.0%70.0%10.0%
上位20100.0%70.0%10.0%
上位30100.0%70.0%13.3%
上位5098.0%69.4%16.3%
全店77.1%54.3%31.8%

幅で見ると、はっきりします。上位10店の70.0%には、95%信頼区間で39.7%から89.2%の幅があります。全店の54.3%はこの中にあります。母数が10店しかないため、1店動くだけで10ポイント動きます。

したがって、「上位店は自社サイトを持っている」とは言えません。上がっているのはURLが1本入っているかどうかだけで、その中身の構成は、幅の中に埋もれています。

口コミ件数で層に分けると、どうなるのか

登録率はきれいに上がりますが、自社ドメインの割合は上がりません。39.4%から69.2%の間を行き来し、口コミが多い層ほど高いという並びにはなっていません。

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口コミ件数店舗数URL登録ありURL登録率
0件111店57店51.4%
1〜9件155店108店69.7%
10〜49件107店99店92.5%
50〜99件44店43店97.7%
100〜299件55店54店98.2%
300件以上13店13店100.0%

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口コミ件数登録あり自社ドメイン集客ポータル
0件57店63.2%19.3%
1〜9件108店50.0%30.6%
10〜49件99店39.4%49.5%
50〜99件43店67.4%27.9%
100〜299件54店66.7%22.2%
300件以上13店69.2%15.4%

2つめの表の分母は、その層のURL登録あり店舗数です。全店舗数ではありません。0件の層の57店は、口コミが0件でURLの登録がある店です。見出し「URLが無い店と、口コミが0件の店は、同じ店なのか」に出てくる「URLの登録は無いが口コミは1件以上ある57店」とは別のものです。

最も低いのは10件から49件の層の39.4%、最も高いのは300件以上の層の69.2%でした。なぜこの層で落ちるのかは分かりません。観測された事実としてのみ記します。

この幅を美容室と比べることはしません。エステの上端69.2%は300件以上の層の13店のうち9店、美容室の側も10店のうち3店という実数で決まっています。両端の層は10数店しかなく、レンジどうしを比べられる件数ではありません。

チェーン本部のサイトは、どれくらい混ざっているのか

3ドメイン13店です。同一のドメインを4店以上が共有しているものを数えました。全485店の2.7%、自社ドメイン203店の6.4%にあたります。

美容室の渋谷270店では、自社ドメイン106店のうち4店(3.77%)でした。エステは203店のうち13店(6.40%)です。エステのほうが高く見えますが、この件数では区別がつきません(p=0.336)。

自社ドメイン203店のうち169店は、そのドメインを1店だけで使っています(自社ドメインの83.3%)。さらに、サブドメインを使わず1店だけが使っているものは163店で、自社ドメインの80.3%です。美容室の渋谷270店では106店のうち76店(71.7%)でした。エステのほうが高く見えますが、差は8.6ポイントで、区別がつくとは言えません(p=0.087)。

そのうち111店は、URLがトップページのみで、ドメイン名以外に材料がありません(自社ドメイン203店の54.68%)。美容室の渋谷270店では106店のうち58店(54.72%)で、この指標では差がありませんでした(p=0.995)。

この数字から、自分の店の位置をどう確かめるのか

見るのは口コミ件数と、登録されているURLの行き先の2つだけです。必要なのはGoogleマップと3分です。

  1. Googleマップで自店を開き、口コミ件数を確認する。渋谷駅から半径500m以内のエステサロンの中央値は7.0件、上位25%ラインは41.0件だった
  2. 同じ画面で、ウェブサイトのURLが登録されているかを確認する
  3. 登録されている場合、そのURLを開いて行き先を見る。自店のドメインか、掲載媒体の中の1ページかを確かめる

3番目が、本記事で分けている部分です。485店のうち115店は、ここでホットペッパービューティーの店舗ページに飛びます。URLが入っていること自体は、自社のサイトがあることを意味しません。

対象のエリア以外の店でも、同じ手順で調べられます。調査日、範囲、対象業種、外す条件に使った業種分類と店名の語、取り切れたことの確認方法、分類に使ったルールの公開先までをすべて書いてあるのは、同じ方法を誰でも再現できるようにするためです。

よくあるご質問

エステサロンの口コミは、何件あれば多いほうに入りますか

渋谷駅から半径500m以内の485店では、中央値が7.0件、上位25%ラインが41.0件でした。7件を超えていれば上半分、41件を超えていれば上位4分の1に入ります。口コミが0件の店も111店(22.9%)あります。他のエリアは数えていないため、この数字は渋谷の485店に限った話です。

エステサロンと美容室で、サイトの持ち方に違いはありますか

今回のデータでは見当たりません。サイトURLの登録率は77.1%と80.7%、登録があった店に占める自社ドメインの割合は54.3%と48.6%で、どちらも差は偶然の範囲と区別がつきませんでした。同じ駅を中心に、同じ半径で、同じ日に、同じ方法で数えた結果です。

口コミが0件の店の割合に差があるのは、なぜですか

理由は分かりません。エステ22.9%に対して美容室14.1%で、この差だけは偶然では説明しにくい水準でした。ただし本調査は1時点の観測で、開業からの年数も客層も見ていません。差があるという事実だけを記し、原因は書かないことにしています。

485店という数は、どうやって決まりましたか

候補570件から85件を除いた数です。内訳は医療系が54件、ジムとスポーツ系が20件、銭湯とサウナ系が10件、宿泊複合が1件でした。Googleの業種分類は医療やジムと重なるため、除外の条件を変えれば母数も変わります。除外率は14.9%で、美容室の1.1%とは大きく違います。

口コミが多い店は、自社サイトを持っていますか

言えません。口コミ上位10店ではURLの登録率が100.0%、そのうち自社ドメインが70.0%で、全店の54.3%より高く見えます。しかし母数が10店しかなく、1店動くだけで10ポイント動きます。検定でも偶然の範囲と区別がつきませんでした。

この調査に費用や掲載料はかかっていますか

かかっていません。ダレノテ編集部が自社の費用で実施した調査であり、調査対象の店舗から掲載料も調査料も受け取っていません。特定の店から依頼を受けた調査でもなく、使ったのは誰でも見られる公開情報だけです。

自分の店でも、同じ調べ方はできますか

できます。調査日、範囲、対象業種、除外に使った業種分類と店名の語、URLの分類ルールの公開先まで書いています。Googleマップで自店を開けば、口コミ件数がエリアの中央値より上か下か、登録したURLの行き先が自社のサイトかポータルの店舗ページかを、その場で確認できます。

このデータの前提と限界

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状態項目内容
分からない単一のエリアだけを数えていること本調査は渋谷駅から半径500m以内の1エリアだけを対象にしています。そのため、エリア間の比較ができません。美容室では7エリアを数えており、自社ドメインの割合が30.4%から45.7%まで15.3ポイント振れることを示せましたが、エステでは渋谷が高いのか低いのかを言えません。この記事で言えるのは、渋谷駅から半径500m以内のエステサロン485店では、というところまでです。エステサロン全体について一般化することはできません。
分からない除外率が美容室の13倍以上になる理由エステの除外は85件(14.9%)、美容室は3件(1.1%)でした。本文には、この業種の分類が医療クリニックやジムやサウナと重なることを書いていますが、それが13.6倍の全部を説明するかどうかは確かめていません。加えて、対象から外す条件そのものが業種ごとに違います。なぜここまで開くのかは分かりません。さらに、この非対称な除外は、母数を14.9%動かす操作であり、標本の揺らぎよりはるかに大きく比較を歪めうる要因です。医療系54件を落としたことが口コミ件数の分布にどう影響したかは測っていません。2業種の比較そのものが、この非対称な除外に影響されている可能性がありますが、測っていません。除外の条件が変われば、485という母数も変わります。
分からない口コミが0件の店の割合に差がある理由エステ22.9%に対して美容室14.1%で、母比率の差の検定ではp=0.0035でした。偶然では説明しにくい差ですが、なぜそうなるのかは分かりません。1時点の同時観測であり、開業からの年数も、客層も、業態の内訳も見ていません。差があるという観測事実だけを記し、原因は書きません。
分からない集客ポータルの割合の差が本物かどうか登録があった店に占める集客ポータルの割合は、エステ31.8%、美容室39.9%で、検定ではp=0.046でした。0.05のすぐ際にあり、母数や除外の条件、判定ルールが少し動けば裏返る位置です。本記事はこの差を結論として扱いません。差があるとも無いとも書けない、というのが正確な状態です。
分からない口コミ上位10店と全店の差口コミ上位10店では、登録があった店に占める自社ドメインの割合が70.0%で、全店の54.3%より15.7ポイント高く見えます。しかし検定ではp=0.324、95%信頼区間は39.7%から89.2%で、全店の値を含みます。母数が10店しかなく、1店動くだけで10ポイント動きます。上位店ほど自社サイトを持っている、とは書けません。
分からない自社ドメインと判定した203店を、実際にページを開いて確認していないこと自社ドメインと判定した203店のうち、実際にページを開いて保有者を確認したものは1件もありません。判定はドメイン名とURLの構造、および同じドメインを何店が使っているかだけで行っています。そのうち163店は、サブドメインを使わず1店だけがそのドメインを使っており、自社ドメイン203店の80.3%にあたります。美容室の渋谷270店では106店のうち76店(71.7%)で、エステのほうが高く見えますが、差は8.6ポイントでp=0.087でした。手がかりが乏しい範囲がエステのほうが広い、とは言い切れません。さらにそのうち111店は、URLがトップページのみで、ドメイン名以外に材料がありません。この割合は54.68%で、美容室の54.72%とほぼ同じでした(p=0.995)。全数を確認した結果ではないため、何%が誤っているかは見積もれません。
分からない共有プラットフォームを見つける手法が1つ効かないこと美容室では、複数の店が同じ掲載IDの空間を共有しているかどうかを5つの指標で調べ、3店で共有していたドメインと4店で共有していたドメインを見つけました。その5つのうち1つは、複数の都市にまたがって使われているかを見る指標で、単一のエリアだけを数えた調査では原理的に発火しません。したがって、エステには共有プラットフォームが無い、とは書けません。この手法ではエステから検出できない、というのが正確な言い方です。
分からない判定の誤りが出尽くしたかどうか判定ルールは美容室とエステの両方に使っています。公開前の見直しは6回行い、19ドメイン・29店(美容室13店・エステ16店)の区分が動きました。発見はしだいに減っており、ドメインでは19件のうち16件が最初の3回に集中しています。ただし、これを出尽くした根拠にはできません。直近2回はいずれも新しい検出手法を作って初めて見つかったもので、手法を増やすたびに新しい誤りが出続けている状態です。しかもその2回の手法は、複数の都市にまたがって使われているかを判定根拠に含むため、単一エリアで取得したエステでは原理的に発火しません。エステで直近2回の移動が0店だったのは、誤りが無いことの証明ではありません。
分からない口コミが10件から49件の層で自社ドメインの割合が落ちる理由口コミ件数で層に分けると、登録があった店に占める自社ドメインの割合は39.4%から69.2%まで動きます。最も低いのは10件から49件の層で39.4%でした。美容室とのレンジの比較はしていません。レンジの両端は、エステが13店のうち9店、美容室が10店のうち3店という実数で決まっており、比べられる件数ではないためです。なぜこの層で落ちるのかは分かりません。観測された事実としてのみ記します。
分からない口コミの中身件数と、評価の中央値だけを数えています。口コミの本文、投稿された時期、投稿者の属性は見ていません。評価が付いていたのは374店で、その中央値は4.7でした。評価が付いていない店の分は含みません。
分からない区や市の全店舗数渋谷駅の座標を中心とする半径500mの範囲に限った集計です。範囲外の店は数えていません。
行っていない複数時点での観測2026年7月31日の1時点のみです。Googleに登録された店舗情報は日々更新されるため、同じ条件で数え直せば数字は変わります。
確認済み公開した除外の条件と、現在の設定ファイルが同じではないこと除外の条件を書いた設定ファイルは、この調査の14分後に構造を変更しています。記事に載せたのは調査を実行した時点の内容です。現在のファイルとの違いは2点で、分類3つ(general_hospital / medical_center / medical_lab)が後から加わったことと、店名の語「外科」が後に外れたことです。この4つはいずれも、今回の485店のデータでは1件も除外に使われていません。除外85件の理由を全件確認しています。数字は変わりませんが、公開している条件と現在のファイルは同じではありません。
確認済み取得の完全性上限で打ち切られた区画はありません。探索した区画は187で、上限に達した区画は0でした。網羅が完了した状態で取得を終えています。
確認済み比較した美容室との条件の同一性比較に使った美容室270店は、同じ2026年7月31日に、同じ渋谷駅の座標を中心とする半径500mの範囲で取得しています。取得した時刻の差は4分です。エステが23時53分、美容室が23時57分でした。URLの判定ルールも同じものを使っています。一方、同じではないものが2つあります。取得する業種の指定と、対象から外す条件です。除外は業種分類でも店名の語でも業種ごとに別のリストを使っており、美容室の店名の語には脱毛、増毛、ウィッグ、まつげエクステ、エステティックが入っていますが、エステではこれらを外していません。除外の条件は同一ではありません。
確認済み母集団から外したもの候補570件のうち85件(14.9%)を対象から外し、485店を集計しました。内訳は医療系54件、ジムとスポーツ系20件、銭湯とサウナ系10件、宿泊複合1件です。店名の語で除外の候補になった6店は、Googleの業種分類にもとづいて対象に戻しました。この6店は除外した85件の外側にあり、採用した485店の中に含まれます。6店の口コミ件数は0件、0件、5件、15件、168件、170件で、救済しなければ168件の店と170件の店を落としていました。美容室の除外は3件(1.1%)で、除外率には13倍以上の開きがあります。除外の条件が変われば母数も変わります。
確認済み同じ数字が別の意味で出てくること本記事には、意味の違う同じ数字が並びます。111は、URLの登録が無い111店、口コミが0件の111店、評価が付いていない111店、自社ドメイン203店のうちURLがトップページのみの111店の4つの場面で出てきます。このうち口コミが0件の111店と評価が付いていない111店は、このデータでは完全に同じ店の集まりでした。どちらの向きで見ても差分は0店です。ただしこれは、この485店で観測された事実であって、取得元の仕様として保証されたものではありません。残りの2つは、それぞれ別の集まりです。URLの登録が無い111店と口コミが0件の111店の重なりは54店でした。374は、URLの登録があった374店と、評価が付いていた374店の2つで、こちらは57店ずつが入れ替わっています。57は4通りの言い方で出てきますが、実体は2つの集まりです。口コミが0件と評価が付いていないが同じ集まりなので、URLの登録は無いが口コミが1件以上ある57店と、評価はあるがURLの登録が無い57店は同じ店です。口コミは0件だがURLの登録がある57店と、評価は無いがURLの登録がある57店も同じ店です。数字が同じでも、同じ店の集まりとは限りません。本文ではすべての数字に、何を数えたものかを添えています。
確認済み差の検定に用いた方法割合どうしの差は、母比率の差の検定(プールした比率で標準誤差を求める二標本z検定)で判定しました。口コミ件数の分布の差は、順位を使う Mann-Whitney の U 検定(両側)です。信頼区間は Wilson score interval で求めています。本文のp値は、実際には差がないのに、これだけの差かそれ以上の差が偶然でついてしまう確率です。ただし本調査は渋谷駅から半径500m以内をほぼ取り切った取得のため、この2群は標本ではなく母集団に近いものです。中央値7.0件と23.5件は確定した事実で、標準誤差も信頼区間も定義できません。本記事のp値5本は、この755店の業種のラベルを入れ替えたときにこれほどの偏りが出るか、という基準として読むものです。ほかのエリアへ一般化する根拠にはなりません。
確認済み1店しか該当していないドメインを名前入りで載せていること②③④⑤に挙げたドメインのうち14件は、今回1店しか該当していません。いずれも、店ごとに割り当てられたサブドメインか、店ごとのIDを含むパスを持っており、店が自分で保有しているドメインの形ではありません。

Googleに登録されている店舗情報は日々更新されるため、本記事の数字は2026年7月31日時点のものです。同じ条件で数え直せば、数字は変わります。

※ 店名は出していません。件数と傾向だけを扱い、掲載順が低い店を名指しで論評することはしません。個別の取材記事へのリンクも置いていません(匿名性が破れるためです)。

参照した情報

執筆: ダレノテ編集部 / 監修: 黒岩 俊児 / 掲載料・取材料はいただいていません。

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